キズパワーパッドといえば、誰もが知る傷を治してくれる絆創膏。
でも、気を付けないと傷跡が残るという噂が・・・・・せっかくキズパワーパッドを使うなら、正しく使いたいですね。
この記事では、傷跡を残さない正しい使い方について解説しますので、参考にしてください。
目次
キズパワーパッドで傷跡が残るってホント?
キズパワーパッドの特徴は、キズを早く・きれいに治すこと。
体液を傷口に保ち自然治癒力を高めます。
かさぶたを作らずに治すので、キズが残りにくくきれいに治ると言われているんです。
ただ、キズの種類によっては傷跡が残る可能性もあります。
基本的に、傷跡が残らず治るキズというのは、皮膚の表面にできた浅い傷です。
キズパワーパッドは、こういった日常で起こりやすい浅い傷を想定しているといえるでしょう。
また、キズパワーパッドを使うときには、傷口をきれいに洗浄し、ゴミや砂など異物をとりのぞいた状態である必要があります。
異物を残したままキズパワーパッドを貼ると、異物と一緒に細菌まで閉じ込めることになります。
そうすると、細菌が繁殖し傷口が化膿してしまいます。
また、かさぶたができているところにキズパワーパッドをはると、はがすときに一緒に剥がれて傷が深くなってしまうことがあります。
このようなことで傷跡が残ることも考えられます。
キズパワーパッドを使ったらジュクジュク液!それは治る前兆?
キズパワーパッドを使っていると、傷口がジュクジュクしてくることがあります。
ゼリー状のものが透明、もしくはグレー色で臭いがなければ、キズパワーパッドの成分が体液を吸い取ることで溶け出したものであることが多いです。
この場合、水道水でよく洗ってから新しいキズパワーパッドに張り替えましょう。
化膿によりジュクジュクした状態になることもあり、その場合、はれたり、赤くなったり、熱を帯びたりすることが多いです。
淡黄色の膿がでたり、粘りが強くドロッとして臭いがすることもあります。
痛みも出てきます。
このような時には使用をやめて、医師の診療を受けましょう。
交換時期について
キズパワーパッドは、最低2、3日に1回はキズを観察し、感染を示す症状がないかチェックするために、張り替えが必要です。
感染を示す症状(キズ口の周りが赤い、ズキズキした痛みが続く、膿を持っている、熱や腫れがあるなど)がないことを確認した後に、新しいものに貼り替えましょう。
もし感染の症状があるときには、すぐに使用を中止し、医師の診療を受けてください。
また、端がはがれてきたり、キズ口から出てくる体液(滲出液)が多すぎて白いふくらみが製品の端まで達したりしたときには、キズ口を密閉することができず、水やバイ菌などの侵入を防げなくなり、感染や化膿する恐れがでてくるので、新しいものに貼り替えてください。
貼り替えの際には、必ず水道水でしっかりキズを洗浄してください。
また、端がはがれてきたり、体液が多すぎて白いふくらみが製品の端まで達していると、傷口を密閉することができないので張り替えてください。
張り替えの際には、必ず水道水でシッカリとキズを洗いましょう。
類似品を集めてみた!違いについて徹底解明
ニチバン ケアリーヴ
モイストヒーリングで傷を早くきれいに治します。
キズパワーパッドとの違いは、傷口だけをモイストヒーリングするというところ。
傷口に触れるパッド部分のみがモイストパッドとなっており、周りは伸縮性のあるウレタン不織布のケアリーヴ素材です。
白十字 FC モイストヒーリングパッド
傷につきにくい低粘着のハイドロコロイド創傷パッドが、湿潤環境を維持します。
ハイドロコロイド創傷パッドは傷口に触れる部分だけで、その周囲は極うす高伸縮フィルム。
防水性、透湿性にも優れています。
3M ネクスケア ハイドロコイドメディカルパッド
湿潤環境でキズの治りを早めます。
カバーフィルムのついた防水タイプです。
まとめ
いかがでしたか?
キズパワーパッドをうまく使うことで、傷口の治りが早くなります。
急な手当てが必要になる時に、すごく役立ちますので、お家にストックしておくと良いですね。
一般的な絆創膏とは使い方が異なりますので、利用上の注意をしっかり守るようにしてください。
様々な類似商品がありますが、商品選びの際に参考にしてみてください。